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赤色に謳え
よう、そこ、同志のお姉さん ライブ終わっても冷めずに 観てくれ 観ていろ たぶん為になるさ 変わらない顔でフィラソフィー やっきになったらお終い 慌てず 焦らず これが武器になんだ 毎月、毎週、毎晩「やれ」 孤独になったらギター鳴らせ 酔いも覚め切らないで 歌うはロマンス...
風待つ,雨
風待つ雨はいつも シトシト降りて 病みそうで 病みきれることないこの自我を 抱え込む そろそろ泣き止まないと 明日に響く夜に 待っているしか できない身体から流れ出る 闇は降りてきて 膝を抱えて黙り込む 外から聞こえる 鳴き声に嗤われて 過去、今、未来、...
勉強
一人でいたいので 夢があるもので だけど、たまに 君を好きになる 解らないだろうね それでも好きなので 歌を、歌うのが それでも好きなので 君といたいなんて 権利ありませんので だけど、たまにお話もしたくなる...
インドまで
いつも通り 白い景色 インドの 山奥 行こう あの日まで 神様の名前を 探しに行くよ 沢山の 花束 流れる 川に乗って いつまでも 遠い 遠い 遠い 旅路は いつまで 遠い 遠くです
猫は猫
猫は猫 犬は犬だし、 人は人 臭いがする 気配がする そこにいる そこらにいる 朝日は太陽 夕暮れも太陽 月は太陽に蓋をする 光ってるのはどっちだ? 眼球の中で あっちにこっちに それは、とある夜、 とある黒猫が、 月をスポットライトにして、 左を向いて僕を観て、...
小糠雨(こぬかあめ)
あ〜 降り出す 僕の頭上 あ〜 濡れ出す 言葉 小糠雨 ヒトは急ぐ 小糠雨 傘をさす ささないで あ〜 僕は待つ 来ない人を あ〜 震え出す 時計 小糠雨 足元に滲む 小糠雨 一人待ち合わせ 小糠雨 風はない 小糠雨 たぶんもう、すぐに「来ない人」
神様 あなたに会いたくなった(原詩:八木重吉)
夢の中の自分の顔と言うものを始めて見た 発熱がいく日もつづいた夜 私はキリストを念じてねむった 一つの顔があらわれた それはもちろん 現在(の)私の顔でもなく 幼い時の自分の顔でもなく いつも心にえがいていている 最も気高い天使の顔でもなかった...
今日は河原で空を見る
いつまでたっても怖い 渋谷の交差点 何歳(いくつ)になっても怖い 人間は怖い アメリカ・三角・四角 五角で世界征服 SF映画が怖い 想像力が豊かなもので レヴィ=ストロースは笑う 人類の言葉に ギー・ドゥボールは憎む 人類の言葉を 中原中也は叫ぶ 自身の怨念を...
二人囃子(ににんばやし)
何となしに思うことを 書きなぐった日記には 恥ずかしい言葉が たんまりと溢れているね そんなこと気にせずに 伝えれてたあの日々は なんだかとても幸せだった そんな気がするんだ 余計なことを たんまりと考えています 君だって僕だって 気持ちは同じ...
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