top of page

赤色に謳え

 よう、そこ、同志のお姉さん

 ライブ終わっても冷めずに

 観てくれ 観ていろ 

 たぶん為になるさ


 変わらない顔でフィラソフィー 

 やっきになったらお終い

 慌てず 焦らず

 これが武器になんだ


 毎月、毎週、毎晩「やれ」

 孤独になったらギター鳴らせ


  酔いも覚め切らないで 

  歌うはロマンス

  そら、末恐ろしなって

  くる感情を潰せ


 よう、そこ、同志のお兄さん

 メーンじゃなくても冷めずに

 観せろよ 魅せろよ 

 店の為になるさ


 泣きたくなったら泣いてしまえ

 慣れない場所でも喉を鳴らせ


  夜の地下室で

  歌うメランコリー

  日々、日々、哀しくたって

  赤色に謳え


  酔いもだいぶ回って

  現代音楽

  目も耳も使えなくなって

  日差しを待ってるんだよ


最新記事

すべて表示

ロ〜トリ

世間に慣れない 果ての成れ  気付けば いない人  乾いた肌の 裏を巡る  ムカシは 知らんふり  あの時出会った 君の顔  月より遠くへ  心の底から 疲れ…はて?  何しに来たっけね   変わりなく続く   音もなく過ぎる   傾いた 日の光 覗き込む...

存在・証明

なんで哭(な)いてんだ 夢みたいな日に 誰かしらの歌みたいだって思う 君は知ったんだ 重なるごとに 割と本気だったんだって気づく 今日を損して 明日も損する そんな冷酷無情な輪廻が いつも絡んで いつも絡んで くる 君はそこで歌う火を覚えて 君はそこで歌に怯えた...

ツキのヨ

あなたに会えて しまう 慵(ものうい)街が 沈む 曙光(しょこう)の中に 浮かび 夢の扉を 開ける ヂャズの流れる 喫茶店 まるで、空っぽの映画…感 円く広がる ヒカリ ここが「ツキ」だと 気付く 浮かぶ軀に 実(み)を委ねて また漂って また暮れるのかい…?...

Commentaires


bottom of page