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赤色に謳え

 よう、そこ、同志のお姉さん

 ライブ終わっても冷めずに

 観てくれ 観ていろ 

 たぶん為になるさ


 変わらない顔でフィラソフィー 

 やっきになったらお終い

 慌てず 焦らず

 これが武器になんだ


 毎月、毎週、毎晩「やれ」

 孤独になったらギター鳴らせ


  酔いも覚め切らないで 

  歌うはロマンス

  そら、末恐ろしなって

  くる感情を潰せ


 よう、そこ、同志のお兄さん

 メーンじゃなくても冷めずに

 観せろよ 魅せろよ 

 店の為になるさ


 泣きたくなったら泣いてしまえ

 慣れない場所でも喉を鳴らせ


  夜の地下室で

  歌うメランコリー

  日々、日々、哀しくたって

  赤色に謳え


  酔いもだいぶ回って

  現代音楽

  目も耳も使えなくなって

  日差しを待ってるんだよ


 
 
 

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