アメリカン・ユートピア
- 2021年7月1日
- 読了時間: 2分
アメリカン・ユートピアという映画を見て来ました(https://americanutopia-jpn.com/ )
2018年末頃、David Byrne がこのスタイルでワールドツアーをしている映像(in コロンビア)を見て以来、ずっと観たくて仕方がなかった。結果、映画という形であれど素晴らしいSHOWが観れて感激した。スタンディングオベーションしたかったけど、映画館では仕方ないよね・・。
高校生の頃、親父にもらった大量のCDの中でTalking Heads のベストにハマった(曲でいうとブライアン・イーノのプロデュースも終えたかなり後期の楽曲)。当時を思い返してみると、何をきっかけにしたのか覚えてないけれどkraftwerkが大好きでCDを買い漁り、まだ北海道を拠点にしてたサカナクション(セントレイ発表前)にハマってたり、中学の頃から好きだったCornelius , ふと耳に入って来た70s〜80sニューウェーブ(Chakura , ヒカシュー , P-MODEL)を流し聞いたり・・・。それだけでは無いけれど、チープめなエレクトサウンドとゆったりめな乗りが好きだった 。
〜同時にミドリカワ書房の大ファンになっちゃって、アコギを手にするんだけどそれはまた別の話〜
あ、予告編でみたこの映画気になったな。
仏エレクトロシーン黎明期、ローランドCR-78に魅了された女性ミュージシャンの奮闘描く「ショック・ドゥ・フューチャー」予告 https://eiga.com/news/20210610/1/
話が逸れましたので戻します。バーンがこのスタイルでワールドツアーをしている映像を見た時、楽器屋の顔も持ち合わせる私としてはかなりの衝撃だった。だって、シールド1つにしたって音の違いがあって、金属の純度がどうとか、使い勝手がとか説明してきたので、僕からしたら楽器なので・・それを「いらないっ!ポイッ!」ってして、みんなで踊ってるんだもん。大革命だよ。
しかもずっと歌って、ずっと踊って、凄いよ、もう70歳でしょ・・。
そういえば昔、とある舞台監督さんと話す機会があってTalking Heads の「STOP MAKING SENSE」について話したことがある。
その舞台監督さんは「あのステージは現代のバンド演出の根幹になってる」「みんな同じことしたがる」なんて言ってた。ここでいう「現代」って言葉ももう古いのかもしれないけれど、徐々にステージが設営されて、メンバーが増えて行くあの演出を初めてやってるんだから、過言じゃないんだと思う。なんちゅうカリスマだろうか・・。舞台に携わるスタッフ(設営・音響・照明 etc..)もさぞ大変だろうに。。
映画はとても良かった。ただ、そもそも曲が好きだし、演出の良さも知っているわけだし、僕にとっては当たり前なのです。だから僕はこのSHOWの中で彼が訴えたことを受け止めることを大事にしたいと思ったので、この曲を。
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