「お会式の夜」MV と 下丸子ライブ(まさかのスリーマン)のご案内
- 2020年10月12日
- 読了時間: 3分
もともと二年前に動画を作りたいと思って、素材の撮影をしいました。でも当時、まるで声が出なくなりまして地獄のような思いをしていました。その一年後(去年)まだまだ歌えないけれど「お会式の夜」10月12日に蒲田の師、旅流草一郎(以下、旅さん)とともにツーマンイベントを組んだのですが、台風が見事に直撃。なんかもう笑っちゃいましたが、致し方のない形で中止となりました。また、ツーマンではご来場者様に音源を配ろうと思っていて制作していたのですが、見事に余ってしまいました。
その音源というのが今回アップした「お会式の夜」の原型となりました。旅さんのコーラスはその時千鳥町にありますシティーバードスタジオに機材を持ち込んで、歌ってもらったものになります。今年上旬に制作したCD「いい天気」に収録しておりますので、こちらもよろしくお願いいたします。
ところで、僕らの知るお会式の光景は二年連続で見ることができなくなってしまいました。ただ僕の中ではこのタイミングに縁を感じました。音源がある、映像素材もある・・作るしかないじゃんって。ちょっとここで何で僕がこの曲をやたら大事にしているのかを書いておきましょう。
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大学生の頃、フォークソングに興味を持って沢山の音源を集めていたり、曲を作っていたりした頃に友川カズキ氏の「サーカス」が耳に残ったんです。サーカスは言わずと知れた中原中也の名詩なのですが、僕はそのことを知らなかったのでそこで初めて知ったんですね。
中原中也に強く惹かれた僕は、当時できたての渋谷東急 丸善&ジュンク堂で全詩集を手にとって適当に開いたページに綴られていた詩がこれで・・「あっ!曲かけってことだな」って思ったんですね。その夜にはもう曲ができていました。翌朝バイト仲間で親友で、僕の曲を常に好きと言ってくれるN君に録音を聞かせたところ、彼が大興奮しまして、その時手応えを感じたんですね。
そしてそのタイミングというのが、来週から初めてレギュラーで毎月ライブをするというタイミングで、必死になって曲を覚えて、練習して、APIA40に向かったわけですね。ちなみにその日の帰り際に当時スタッフをしていた火取ゆきさんが、僕のライブに対して「なんか、、ずっとAPIAで歌ってて欲しい」と仰ってくれたことをよく覚えています。(←サラッと書きましたがたぶん誰にも話したことはありません。)紆余曲折ありながらも今APIAで働かせていただいているというのも何かの縁でしょうか。
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2020年10月15日(木)、旅さんのマンスリー企画『俺とギターと下丸子 vol.11』にてゲスト参戦させていただきます。一年越しにツーマンだっ!と気合いが入っていたところ、なんとスリーマンになったようです。まさかのタマ伸也(from,ポカスカジャン)氏が出演!!
大物との共演が不意に訪れました。もう今週じゃんか!?ただ、人数制限のため残り席は1名さまということです。お急ぎあれ。
ところで、旅さんは「多摩川線 VS 池上線」ということで気合を入れて企画してくれていましたが、タマさんは何線なのでしょうか。まま、硬く考えず楽しみますよ!
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