「E」な奴ら
- 2016年4月13日
- 読了時間: 3分

昔からギブソンのJ-160E(以下、160E)に憧れている。 しかし弾き語り活動にあたってこのギターを使いこなす事には難があることを知り、というか高くて買えないのでお店で少し弾いたことがある程度である。
このギターはやはり見た目がカッコいい。
1954年に生産が開始された今でいうエレアコで、マグネットピックアップ(P-90)(以下、PU)を搭載。トーン・ボリュームコントロールも着いている。ビートルズが使用し人気を集めた。
・・・と諸々書けばいろいろ出てくるのだが、今回書きたいのは160Eについてではない。だいたいそんな物はwikipediaに載っている。
今回は僕が見つけた様々な「E」な奴らをご紹介。「E」なギターは音ではないルックスなのだ、だから実際に弾いたギターもあるけど音の事は書かない。ただ品を軽く紹介するだけの薄っぺらい内容である。 あと画像はネットから拾っています。
①Guild D-40E

製造は70年代。 トーン、ボリュームは右上に着いている。160Eとの差別化を図ったのかもしれないがギター弾きとしては使いずらいと思う。PUは木製でギターとマッチしオシャレ。
②Martin D-28E

生産は1959~1964年。ギブソンに対抗したのか、ギブソンの生産開始5年後に生産開始。 さすがはアコギの王様マーチンの意地、PUはハム2つ、トーン・ボリュームコントロールは2つずつ。スイッチもある。って、ん?、もうこれ、レスポールじゃん。対抗心剥き出しである。アコギだけどアコギじゃない。
③EL Folk EFG-350

これはもうわけわからない。スピーカー着いちゃってるし。 お国や生産時期もよく分からないので詳しい人に聞きたい。「EL(エル)」ってあるのでスペインかな? また「E」の位置が違う、そして続いて「FG」。ピックガードの形状などから見て、次の④フューチャーかな?
④YAMAHA FG-350E

これはJAPAN代表。僕の愛機であるFG-300のルックスが「E」になったや~つ。 生産時期は1972~1974年で、海外輸出用に作られていた。詳しくはFGマニアさんに聞いてください。
なお「E」な奴らの生産は結局短期間で終わっている。やはり本家には勝てなかったという事かな。物は良いけれど一般的に見ればパクリという感じはあるだろうし。いや言っちゃえばパクリだし。またこんな事をしなくてもより良い「エレアコ」が誕生してきた分けで。。
弾き語りでライブをしていても、共演者のほとんどがエレアコである。 自分はマイキング男なのでいつも仲間外れである。
まぁ確かにエレアコでライン繋いだ方がライブしやすいし、一般に“良い音”とされているのもこのご時世ではデジタルサウンドなのかもな、、なんてことも思う。
ただ160Eが形や音を少しずつ変えながらも、ブランドとして残っていることは凄いと思う。 それだけ160Eのルックスと音は認められ続けている(だいたい皆「ビートルズのあの音、あのギター」という感覚から入るのだろうけど)。
革命的なギターであったことは間違いない。ちなみにCF-100Eというカッタウェイモデルもあるね。
他にもたくさん「E」な奴らがいるはず!、誰か教えてちょ♪
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