あこがれ節また今日も同じように 同じ道を歩く 止まったかのように また今日も同じように 同じ時を過ごす 両足をそろえて ぐるぐると回る時を重ねて 気がつけば元通り 明日は何だろう 何もないだろう 無いや 無いや 何も無い 泣く事さえ何も無い 心の何処かが とても悲しい...
路上ポリス面今日も駅前で 響くギターの音と とてもとても可愛い 君の歌声 ずっと聞いていたい ずっと歌ってて だけどこの僕には それは言えない 苦情が入る 「ここで歌っちゃダメよね」 分かりましたと 僕は重い腰上げる ちょっと申し訳ないけど ここは公道ですからね...
お会式の夜※(1932.10.15『お会式の夜』中原中也) 十月の十二日、池上の本門寺、 東京はその夜、電車の終夜運転、 来る年も、来る年も、私はその夜を歩きとおす、 太鼓の音の、絶えないその夜を。 来る年にも、来る年にも、その夜はえてして風が吹く。...
また、今日も(仮)今日も暗いこの街は いつも通り生ぬるい風吹く 今日も愉快な生き者は 群青色に染まってる 毎日が毎日がくる 波のようにザブンザブンと 彼はただ飲み込まれてくんだ 雨の降らぬこの町で キレイな傘をずっと探してる 水のない水たまりで 今日も追憶にふける...
どらいぶ雨がやんできて 雲は流れてて 僕はただ進む 陽が暮れてきて 海に反射して フロントガラスに映る 仕事じゃないぜ、目的もないぜ ふらり 友達置いて、彼女も置いて ひとり ゆれる午後に陽が沈む 生きる僕を見つめてる ライトを点滅し 右にカーブを切ると 久しぶり信号機...
校長先生校長先生の言うことは なんでもかんでも正しいんだから 先生方もガキ共も聴きなさい 校長先生のやることは 最終的には正しいんだから PTAも教育委員会も黙ってろよ この世は全て金と権力 そんなものでしょう 偉い人には従いなさい ババァども...
雨の降る日はいい天気朝の目覚めは耳から始まり まぶたが開くまでの時間に 見えているのは灰色の僕の街 聞こえているのは空の泣き声 遠くに眩しい光が見える 霞がかってぼやけてはいるが 呼んでる声がする呼んでいる人がいる 光の方からささやかな声 「君も早くこっちへ来たら良いよ 今日は雨が降っててつま...
私におつりを渡させてつまらない夏休み 今日も一日中レジウチ 何か良いことないかしら なんて考えているうちに終わる一日 八月もそろそろ 終わる頃だな 少しため息はいた時 突然あらわれた ボロボロのママチャリに乗っかって やって来たの あなたが 大人っぽい可愛いキレイな女の子 つれて御来店...
川川は流れる 夕暮れのせて 右から左へ ゆらゆら揺れる 砂ほこり上げて 風と子ども走る 川は流れる 夕暮れ揺らし 向こうの街には君が居る 煙突、白煙 紙ヒコーキ隠す 川は流れる 夕暮れのせて 向こうの街には君が居る