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あこがれ節

 また今日も同じように 同じ道を歩く

 止まったかのように

 また今日も同じように 同じ時を過ごす

 両足をそろえて


 ぐるぐると回る時を重ねて 気がつけば元通り


 日は何だろう 何もないだろう

 無いや 無いや 何も無い 泣く事さえ何も無い

 の何処かが とても悲しい

 だけどそれも何処か良く分からない夜です


 環状線 7号線 光が裂いて行く

 止まらない流れに

 流されて飲み込まれ 「時」にもがいている

 息が続かないよ


 背伸びして大きく息を吐いて また吸って元通り


 レキに埋もれた 胸の奥に

 いつか夢見てた この僕の姿があるそうで

 ンズをそこに向けてみても どうも上手く焦点合わない

 ぼやけきってる僕です


 憧れては 飽きてまた次ぎに憧れて

 憧れられる ことにまた今度憧れて

 ついにそんな心に憧れて 見えない朝です


 明日は何だろう 何も無いだろう

 無いや 無いや 何も無い 何も無いけど 僕はいる

 ぐるぐる回る 時を重ねて

 「何だこんな事か」なんて 言える日に憧れる

 
 
 

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