なんで哭(な)いてんだ
夢みたいな日に
誰かしらの歌みたいだって思う
君は知ったんだ
重なるごとに
割と本気だったんだって気づく
今日を損して 明日も損する
そんな冷酷無情な輪廻が
いつも絡んで いつも絡んで くる
君はそこで歌う火を覚えて
君はそこで歌に怯えた
底が抜けたよな天(そら)の陽射しに
干涸びて、枯れて、腐れ散る
「存在」・・願い未だ届かずに
「証明」・・願う其処(そこ)に在られ!
曇りガラスの向こうに世は連なる
なんで哭(な)いたんだ
いつかこんな日が
来るなんてこと、ちょっと考えりゃ…
今日はこうして 明日もそうする
そんな変わらぬ夜毎が鋭利に
さぁ、蝕(むしば)んで さあ、蝕(むしば)んで くる
ずっと胸の裏側舐め回す
それは、それは憎い 舅姑(きゅうこ)の
睨みに似た自縄(じじょう)に呪われて
震えて、朽ちて、崩れ散る
「存在」・・願う故に届かずに
「証明」・・願う此処(ここ)に捧ぐ
冷えたガラスの跫音(きょうおん)
君はそこで歌う火を覚えて
君はそこで歌に怯えた
底が抜けたよな天(そら)の陽射しに
悶えて、憂いて、咽(むせび)び哭(な)く
「存在」・・願い未だ届かずに
「証明」・・だけど其処(そこ)に在られ!
曇りガラスの向こうに予はただ待つ
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