※(原作:1894『三角と四角』巌谷小波)
昔々のお話で あるトコ丸い国があり
そこに住んでる△は 角ちょっと多い悪いやつ
いつも◯をつつくので 大変嫌われていた
そんなある日 国に突如やってきた
それは□ 角もっと多いでかいやつ
□はとってもやさしくて アっという間ハっという間人気者
それが気に入らん△は 夜中にハサミを持ち出して
□が眠っている隙に チョキチョキ角を切り出した
これで終わり これで□は○なった
だけど翌朝ビックリ □の角は増えていた
“ハッカク”は◯に囲まれて 凄いぞ凄いぞと称えられ
どういうことだと△は ?を浮かべて佇んだ
もうこれは“ハッカク”にゃかなわんと △は心を入れ替えた
そして△は お国のため働いた
△の角は どんどんけずれて◯なった
Comments