帰り道高瀬舜 2022年11月13日読了時間: 1分 とりあえず 甘いやつを 買って微笑んで 眺めの良い 河原なんかに 向かい歩こうか 人知れない 努力なんかの 話で盛り上がり 認め合う 二人なんだと 深く頷いて 遠くまで 君の笑い声 ケタケタと 夢心地 僕なんかは 軽く 空の果て 向こう岸 渡る橋の上 風の吹き すがる道 舞うように 君は歩き出す ヒラヒラと 揺れながら 君は踊り出す 週末は まだ遠い つづく帰り道 繋がる帰り道 つづけ!帰り道
引かれ者の小唄蟷螂(とうろう)の斧を振り翳して 真っ二つ その断面に見えるのは はるか昔のことで 何故か 何故か かなしい 何故かといえば何故か 何故だ 強がりは 決して悪くないけど ボロボロの服は 見窄らしい 割れた意見の隙間 またか まただ まただ...
千鳥町飾りをつけた頭で 君は病んでいる 遅れた身体をひきづって 日々悩んでいる 知らない言葉に苛立って 夜は更けていく 稚拙な出会いも絡まって 徐々に溶けていく 笑ったりしたいけど また、すぐ…来る 悲しみよ 良いことばかりじゃないが 鳥は飛んでいる...
船浅薄な影が 今朝もまた群れて 一つの箱の中に 彼は、彼は、何処へ、何処へ 彼は、彼らは、何処へ、何処へ 箱の中こぼれた 涙があふれた 一人じゃあ怖いかい? そっちに行っちゃイケナイよ すれ違う言葉を誰か… ください hm…...
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