作風高瀬舜 8月23日読了時間: 1分 風邪をひいて 誰もいなくなる 声を枯らし 誰か探してる おっほっほ、いつまでも 結局はこんな風で… あはは、何にせよ 歌を作っているでしょう 風が吹いて 作りたくなくならないで 夜も枯れて やっと出来上がる おっとっと、遠くまで 吹いちゃえば遠く届く さてと、歌い出そう その辺の空気掴んで おっほっほ、いつまでも 結局はこんな風で… あっはっは、何にせよ 歌を作っているでしょう
引かれ者の小唄蟷螂(とうろう)の斧を振り翳して 真っ二つ その断面に見えるのは はるか昔のことで 何故か 何故か かなしい 何故かといえば何故か 何故だ 強がりは 決して悪くないけど ボロボロの服は 見窄らしい 割れた意見の隙間 またか まただ まただ...
千鳥町飾りをつけた頭で 君は病んでいる 遅れた身体をひきづって 日々悩んでいる 知らない言葉に苛立って 夜は更けていく 稚拙な出会いも絡まって 徐々に溶けていく 笑ったりしたいけど また、すぐ…来る 悲しみよ 良いことばかりじゃないが 鳥は飛んでいる...
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