top of page

[詩] 白昼夢


最近見た夢は すぐそこにあって、ここにない

遠い遠い世界の話 

はるか先の思考の末端

一つの答えと一つの終わり


最近見た夢は 紫外線に乗っかって、目の前に咲(ひら)く

遠い遠い光の寓話

遥か古代の人間の心

宇宙の真理と神の方便


今、全てが白くなる

真っ平に 鮮やかに 丁寧に、丁寧に

白く白く・・・


これは私の白昼夢?

いいえ、これは宇宙からの問い掛けです。




2022.7.29

※歌なし、詩。

最新記事

すべて表示

ロ〜トリ

世間に慣れない 果ての成れ  気付けば いない人  乾いた肌の 裏を巡る  ムカシは 知らんふり  あの時出会った 君の顔  月より遠くへ  心の底から 疲れ…はて?  何しに来たっけね   変わりなく続く   音もなく過ぎる   傾いた 日の光 覗き込む...

存在・証明

なんで哭(な)いてんだ 夢みたいな日に 誰かしらの歌みたいだって思う 君は知ったんだ 重なるごとに 割と本気だったんだって気づく 今日を損して 明日も損する そんな冷酷無情な輪廻が いつも絡んで いつも絡んで くる 君はそこで歌う火を覚えて 君はそこで歌に怯えた...

ツキのヨ

あなたに会えて しまう 慵(ものうい)街が 沈む 曙光(しょこう)の中に 浮かび 夢の扉を 開ける ヂャズの流れる 喫茶店 まるで、空っぽの映画…感 円く広がる ヒカリ ここが「ツキ」だと 気付く 浮かぶ軀に 実(み)を委ねて また漂って また暮れるのかい…?...

留言


bottom of page